職人だからこその丁寧な仕事
桐箪笥は、日本という湿気と火災の多い国で、大切にモノを保護保管する作品です。
しかし、近年本物の材料と本物の職人が少なく、とても高額なのが現状です。そこで、桐タンスとは言いがたい作品ではなく商品が低価格で出回っています。材料が悪い、作りが悪い桐という名前だけで使い捨て、確かな桐箪笥の効能は望めません。
本物の桐箪笥、すなわち数百年にわたり効能を保ち続ける作品。だから本物である古い箪笥をお持ちの方は更生をして頂きたいのです。具体的には四、五十年に一度は締め直しを目的に更生をして頂きたいのです。
もちろん、見栄えも新しくなります。ただし、きちんとした仕事をされなければ元も子もありません。実際にホームページ上でいい加減な桐商品販売とともに、いい加減な直しも行われています。ぜひ、納得がいくまで質問をして信頼できるか確かめてからご依頼ください。
例として、代々桐箪笥屋であること。確かな取引先があること。問い合わせの見積もりと実際に職人が見た見積もりが違わないこと。直す品物を、お客様の話だけで幾らになりますはいい加減です。品物の傷み具合を、直接職人が確かめて初めて言えるのです。
私どもでは、本物の桐箪笥を作り続けています。また同様に桐箪笥を更生し守り続けることを誇りにしています。
時代仕上げの色見本板として、デパートに7色置かせていただいています。
(モニターの加減により実際の色とは若干異なる場合がございます。)
台輪が無くなっていたので、新たに製作いたしました。
背を低くして上を物で飾るため、天板2枚と台輪を作りました。
収容量を増やすため、下台引き出し一段を作り足しました。